看護師の倫理調整力 第2版**日本看護協会出版会/鶴若 麻理/978-4-8180-2540-0/9784818025400**

販売価格
2,420円(税込み)
専門看護師の実践に学ぶ
編著
鶴若 麻理
出版社
日本看護協会出版会
分野
 
看護学一般

数量

販売期間
2022/11/26~
商品コード
9784818025400
発行 2022年11月
判型:A5判 200頁
ISBN 978-4-8180-2540-0

編:鶴若 麻理 / 長瀬 雅子
初版未収載の遺伝看護および災害看護領域、COVID-19対応を含む8事例を加え、リニューアル!
複雑化、多様化する臨床現場に溢れる倫理的課題に、医療者はどう対応するか?
専門看護師(CNS)による「倫理調整」実践事例をもとに考察!


複雑化、多様化する臨床現場に溢れる倫理的課題に、医療者はどう対応するか? 専門看護師(CNS)の役割の一つである「倫理調整」に注目し、考察の糸口とする。
「倫理調整」として行った実践事例を、CNS自身が紹介。そのリアルで具体的な思考プロセス、患者(当事者)と彼らを取り巻く人々へのアプローチを辿ることによって、日常の臨床においておぼえる「違和感」が倫理的課題とどう関連しているのか、また、医療者はそれらとどう向き合っていくのか、そのヒントが見えてくる。

【目 次】
第1章 「倫理調整」とは何か
1 なぜ臨床の倫理を考えるのか
2 臨床で倫理を考えるための視点
3 用語としての「倫理調整」

第2章 実践事例から
①患者の意思決定
②患者の自立支援
③患者の自律性の尊重
④代理意思決定
⑤専門職の倫理
⑥偏見・差別
⑦権利の優先性をテーマとした、13領域(がん看護/慢性疾患看護/精神看護/急性・重症患者看護/小児看護/在宅看護/母性看護/老人看護/家族支援/感染症看護/地域看護/遺伝看護/災害看護)の専門看護師(CNS)による20の「倫理調整」実践事例

第3章 調整が必要とされる倫理とは何か
1 CNSによる「倫理調整」とはどのような実践か
倫理的課題を認知するきっかけ
「倫理調整」という実践プロセス/CNSによる「倫理調整」
2 倫理的実践へ向けて
看護職が倫理的実践を行う上でのヒント
「倫理調整」という実践の課題と展望