PT・OT・STのための 臨床5年目までに知っておきたい 予後予測の考えかた**医学書院/竹林 崇/978-4-260-04961-0/9784260049610**

販売価格
4,950円(税込み)
編著
竹林 崇
出版社
医学書院
分野
 
リハビリテーション技術

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書籍版 販売期間
2023/04/07~
JANコード
9784260049610
商品コード
9784260049610
発行 2023年4月
判型:B5判 320頁
ISBN 978-4-260-04961-0
自信を持って予後を予測できる。リハプログラムの最適解を導ける。

PT・OT・STにとって臨床場面で欠かすことのできない重要テーマ「予後予測」。ともすると自身や先輩療法士の経験則に頼りがちなケースも多いなか、本書は、脳血管疾患はもちろん、全身各疾患や障害の予後予測について、これまでの予後予測研究から得られたデータや知識をもとに導き出された数多くの方法を収載している。アウトカムの測定能力やリハビリテーションスキルを1段階上げ、自信を持って予後を予測するための1冊。

【目 次】
第1章 予後予測プレビュー
1 予後予測の重要性
2 予後予測に用いられる研究デザイン
3 臨床での予後予測研究の活かしかた

第2章 全身管理における機能予後予測
A 脳血管疾患
1 脳血管疾患全般の生命予後
2 医学的治療と予後
3 合併症と予後
4 発症および再発に関する危険因子と予防的介入
B 脊椎・脊髄疾患
1 疫学と生命予後における予後予測
2 合併症における予後予測と予防
C 神経筋疾患
1 パーキンソン病
2 筋萎縮性側索硬化症
3 その他の神経筋疾患
D 循環器疾患
1 生命予後
2 医学的治療と予後
3 予防と予後
E 呼吸器疾患
1 生命予後
2 医学的治療と予後
3 合併症と予後
4 予防と予後
F がん
1 生命予後
2 医学的治療と予後
3 合併症と予後
4 予防と予後
G 認知症
1 生命予後に影響する因子
2 医学的治療と予後
3 合併症と予後
4 予防と予後

第3章 上肢機能の予後予測
A 脳血管疾患
1 上肢機能のアウトカム
2 ICFにおける機能レベルの予後予測
3 ICFにおける活動レベルの予後予測
4 ICFにおける参加レベルの予後予測
B 脊椎・脊髄疾患
1 上肢機能のアウトカム
2 上肢機能の予後予測
C 神経筋疾患
1 パーキンソン病
2 筋萎縮性側索硬化症
3 脊髄小脳変性症
4 ギラン・バレー症候群
D 脳性麻痺
1 上肢機能のアウトカム
2 上肢機能の予後予測
E 手外科
1 上肢機能のアウトカム
2 手外科疾患に関する予後予測因子

第4章 ADLの機能予後予測
A 代表的なADLのアウトカム
B 脳血管疾患
1 ADLに影響を与える予後予測因子
2 ADLを構成する各活動の予測
3 退院時ADLおよび退院先の予測
C 脊椎・脊髄疾患
1 脊髄損傷特有のADLの測定評価
2 ADLに影響を与える予後予測因子
D 神経筋疾患
1 ADLに影響を与える予後予測因子
E 心疾患・呼吸器疾患
1 ADLに影響を与える予後予測因子:心疾患
2 ADLに影響を与える予後予測因子:呼吸器疾患
F がん
1 ADLに影響を与える予後予測因子
G 認知症
1 ADLに影響を与える予後予測因子

第5章 下肢歩行機能の予後予測
A 脳血管疾患
1 下肢機能のアウトカム
2 下肢の機能レベルにおける予後予測
3 下肢の活動レベルにおける予後予測
4 歩行機能のアウトカム
5 時期別の歩行機能の予後予測
B 脊椎・脊髄疾患
1 歩行機能のアウトカム
2 時期別の予後予測
3 頸椎症性脊髄症の予後予測
C 整形・運動器疾患
1 歩行機能のアウトカム
2 下肢機能のアウトカム
3 下肢機能・歩行能力の予後予測
D 神経筋疾患
1 パーキンソン病における歩行機能のアウトカムと予後予測
2 多発性硬化症における歩行機能のアウトカムと予後予測
3 ギラン・バレー症候群における歩行機能のアウトカムと予後予測
E 循環器疾患
1 下肢機能のアウトカム
2 機能レベルの予後予測
3 歩行機能のアウトカム
4 時期別の予後予測
F 呼吸器疾患
1 時期別の予後予測
G がん
1 歩行機能のアウトカム
2 歩行機能の予後予測
H 認知症
1 下肢機能・歩行能力のアウトカム
2 経過と予後予測

第6章 高次脳機能の予後予測
A 脳血管疾患
1 半側空間無視
2 失行
3 Pusher現象
B 頭部外傷
C パーキンソン病
D 認知症

第7章 脳画像や生理学的指標を用いた予後予測
A 脳血管疾患──画像(形態)から得られる指標を用いた予後予測
1 CT
2 MRI
3 DTI/DTT
B 脳血管疾患──電気生理学的指標を用いた予後予測
1 脳波
2 経頭蓋磁気刺激(運動誘発電位)
C 脳血管疾患──循環代謝指標から得られる指標を用いた予後予測
1 機能的磁気共鳴画像(fMRI)
2 機能的近赤外分光法(fNIRS)
3 陽電子放射断層撮影(PET)/単光子放出コンピュータ断層撮像(SPECT)
D 認知症
1 CT
2 MRI
E その他の疾患
1 頸椎症性脊髄症のMRIからみた予後予測
2 COPD・間質性肺炎の形態からみた予後予測
3 心不全の胸部単純X線像からみた予後予測