ポジティブ心理学とリハビリテーション栄養**医歯薬出版/若林 秀隆/978-4-263-26670-0/9784263266700**

販売価格
4,180円(税込み)
強みを活かす!ポジティブリハ栄養
編著
若林 秀隆
出版社
医歯薬出版
分野
 
リハビリテーション技術

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書籍版 販売期間
2023/06/17~
JANコード
9784263266700
商品コード
9784263266700
発行 2023年6月
判型:B5判 168頁
ISBN 978-4-263-26670-0
ポジティブ心理学を取り入れ,リハ栄養をより充実させよう!

●これまでのリハ栄養の既刊書では身体面にアプローチしたものが多かったが,さらに効果を高めるには,こころのリハ栄養や社会面のリハ栄養をより充実させることが必要である.

●本書ではポジティブ心理学の特徴である強みをみつけて強みを伸ばす考え方を紹介し,患者の行動変容と成果につながる対応を示している.

●ポジティブ心理学の視点をリハ栄養に取り込む“ポジティブリハ栄養”を実践すれば,患者の生活機能やQOLをより高めるとともに,医療者自身の精神衛生にも貢献できる.

【目 次】
第1章 ポジティブ心理学の基礎
 (1)ポジティブ心理学とは
  1.ポジティブ心理学運動のはじまり
  2.応用ポジティブ心理学の発展
  3.リハビリテーションや栄養管理におけるポジティブ心理学
 (2)ポジティブ心理学介入とは何か
  1.医療者のセルフケアとポジティブ心理学
  2.ポジティブ心理学介入とは
  3.ポジティブ心理学におけるマインドフルネスとコーチング心理学
  4.ポジティブ組織心理学介入

第2章 リハビリテーション栄養の基礎
 リハビリテーション栄養の基礎
  1.リハビリテーションと国際生活機能分類
  2.リハビリテーション栄養とリハビリテーション栄養ケアプロセス
  3.診断推論
  4.悪液質
  5.リハビリテーション栄養の実践と関連概念
  6.ポジティブ心理学とリハビリテーション栄養の関係

第3章 ポジティブ心理学とリハビリテーション栄養ケアプロセス
 (1)リハビリテーション栄養ケアプロセスにおけるポジティブ心理学の有用性
 (2)ポジティブアセスメント
  1.ICF
  2.フレイル
  3.栄養評価
  4.QOL・生きがい・幸福感
  5.強み
 (3)ポジティブ診断
  1.低栄養・低栄養のリスク状態
  2.過栄養・過栄養のリスク状態
  3.サルコペニア
  4.栄養素の摂取不足・栄養素摂取不足の予測
  5.栄養素の摂取過剰・栄養素摂取過剰の予測
 (4)PERMAなゴール設定
  1.PERMAとは
  2.PERMA-V
  3.PERMAな活動
 (5)ポジティブ介入
  1.認知行動療法
  2.マインドフルネス
  3.環境因子への介入
 (6)ポジティブモニタリング
  1.リハビリテーション栄養モニタリング
  2.ポジティブモニタリング
  3.ポジティブモニタリングの頻度・期間
  4.ポジティブモニタリングからポジティブアセスメントへ
 (7)ポジティブリハビリテーション栄養ケアプロセスの実践例

第4章 ポジティブ心理学と栄養管理・リハビリテーション
 (1)ポジティブ心理学と食行動
  1.食行動研究の社会的背景
  2.食行動研究の新潮流―ポジティブ心理学に基づく食行動研究
  3.ポジティブ心理学に基づく食行動研究の課題と展望
 (2)ポジティブ心理学と栄養指導
  1.はじめに
  2.摂食障害に対するポジティブ栄養指導
  3.生活習慣病に対するポジティブ栄養指導
  4.栄養指導にポジティブ心理学をどのように応用すべきか
  5.おわりに
 (3)ポジティブ心理学と臨床栄養
  1.臨床栄養の課題
  2.臨床栄養のポジティブ心理学
  3.臨床栄養におけるポジティブ心理学的視点
  4.臨床栄養でポジティブ心理学を応用する要素
  5.おわりに
 (4)ポジティブ心理学と運動療法
  1.はじめに
  2.精神・心理疾患における運動療法とメンタルヘルス
  3.身体疾患における運動療法とメンタルヘルス
  4.ポジティブ心理学と運動療法
  5.おわりに
 (5)ポジティブ心理学と心理療法
  1.地域リハビリテーションと神経心理学/心理学的介入
  2.リハビリテーションに活かせるポジティブ心理学
  3.リハビリテーションにおけるポジティブ心理療法
  4.リハビリテーション従事者が自身に行うポジティブ心理療法(マインドフルネス)
  5.おわりに
 (6)ポジティブ心理学と理学療法
  1.はじめに
  2.ポジティブ心理学とは
  3.ウェルビーイングに必要な要素
  4.国際生活機能分類にみるポジティブ思考
  5.レジリエンスの形成
  6.ポジティブ感情
  7.ポジティブ心理学のアプローチ
  8.おわりに
 (7)ポジティブ心理学と作業療法
  1.はじめに
  2.作業療法とは
  3.健康,生活,それらの背景にあるものの評価
  4.本人にとって価値や意味のある作業の評価と支援
  5.おわりに
 (8)ポジティブ心理学と言語聴覚療法
  1.はじめに
  2.摂食嚥下障害
  3.音声障害/構音障害
  4.おわりに
 (9)ポジティブ心理学と音楽療法・芸術療法
  1.はじめに
  2.芸術療法とは
  3.芸術療法の可能性
  4.症例からみたPERMA
  5.おわりに
 (10)ポジティブ心理学と笑い療法・笑いヨガ
  1.笑いの基礎知識
  2.笑い療法と笑いヨガ
  3.笑い療法の心理的効果
  4.笑い療法のリハビリテーションへの応用
  5.笑い療法とリハビリテーション栄養
  6.笑い療法のこれから
 (11)ポジティブ心理学と健康の社会的決定要因
  1.ICFによる全人的評価と「背景因子」
  2.健康の社会的決定要因(SDH)と健康格差
  3.うつ病と社会的要因の関係
  4.「生き抜く力」としての首尾一貫感覚(SOC)
  5.社会的処方とヘルス・アドボケイト

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