子どもの生活機能の発達とからだの仕組み**金芳堂/松尾 ひとみ/978-4-7653-1992-8/9784765319928**

販売価格
3,300円(税込み)
看護形態機能学の視点から
編著
松尾 ひとみ(宝塚大学 看護学部)
出版社
金芳堂
分野
 
小児看護

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特集
新刊
販売期間
2024/04/10~
商品コード
9784765319928
発行 2024年4月
判型:B5判 104頁
ISBN 978-4-7653-1992-8

小児看護における看護形態機能学とは!

近年、「看護形態機能学」という考えが生まれ、生理学・解剖学を器官系統別で教えるのではなく、患者さんの日常生活行動に即した形で教えることが増えてきています。ただ、小児の生理学・解剖学に関しては、小児看護学の一部で教えられる程度で、教科書でも「小児看護学」で少し紹介するにとどまっています。病児が普通に学校に通うなど、子どもを取り巻く環境は大きく変わり、看護師になって初めて病児と接する場面も増え、また、以前とは異なった形で関わることが多くなってきました。そのため看護教育において、「看護師は生活を援助する係」という観点から、小児の生理学・解剖学に関しても教えるようになり、また「看護形態機能学」を取り入れて教育する学校が増えてきています。しかし成書には、小児の看護形態機能学の書籍はない状態です。そこで、小児の生理学・解剖学を、小児看護学の一部で終わらせるのではなく、看護形態機能学の観点に沿って、わかりやすく伝えました。

【目 次】
1章 動く
 はじめに
 ①運動機能の発達と神経系の発達
 ②運動機能の発達と起こりやすい事故の関係性
 おわりに
 
2章 食べる
 はじめに
 ①嚥下
 ②咀嚼
 ③食行動
 ④食欲
 ⑤消化と吸収
 ⑥何をどれだけ食べるか
 おわりに
 
3章 息をする
 はじめに
 ①息を吸う・吐く
 ②気道浄化機能が未熟
 ③ガス交換
 ④息をする機能のコントロールが未熟
 おわりに
 
 
4章 トイレに行く
 はじめに
 ①排せつのメカニズム
 ②排せつ機能の発達と排せつの自立
 ③健康な子どもの排せつ
 ④便の性状のアセスメント
 ⑤トイレトレーニング
 ⑥小児期に起こりやすい排せつに関する健康問題
 ⑦小児医療の現場や家庭外で起こりやすい排せつに関する倫理的課題
 おわりに
 
5章 視る・話す・聞く
 はじめに
 ①視る機能の発達
 ②聞く機能の発達
 ③話す機能の発達
 おわりに
 
6章 眠る
 はじめに
 ①サーカディアンリズムの確立
 ②眠り
 おわりに
 
7章 お風呂に入る
 はじめに
 ①子どもの皮膚の構造と機能
 ②子どものスキンケアに関するセルフケアと支援
 ③子どもの衣生活
 ④免疫
 おわりに
 
8章 子どもを生む
 はじめに
 ①からだの成長
 ②性成熟
 ③性徴の出現
 ④思春期の月経随伴症状
 おわりに