正しい結果を得るための イメージング&画像解析 実践テキスト(実験医学別冊)**羊土社/小山 宏史/978-4-7581-2271-9/9784758122719**

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6,600円(税込み)
あなたの目的にあった顕微鏡の選択と撮像、定量解析フローの組み立て
編著
小山 宏史
出版社
羊土社
分野
 
生物学・分子生物学

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書籍版 販売期間
2024/05/11~
JANコード
9784758122719
商品コード
9784758122719
発行 2024年5月
判型:B5判 267頁
ISBN 978-4-7581-2271-9

編:小山 宏史 / 加藤 輝 / 亀井 保博

顕微鏡画像は撮像後の定量解析まで求められる時代.「イメージング」と「画像解析」を一貫して学ぶからこそ大事な点が見えてくる.最小限の光学・顕微鏡の知識と応用の利く戦略で,あなたの目的にあった解析法を導きだそう!

【目 次】
はじめに
画像解析のチートシート一覧

第Ⅰ部 画像取得
第1章 画像取得のイントロ

 1.なぜ顕微鏡で撮影するだけなのに光学理論まで知らなくてはならないのか?
 2.顕微鏡法の選び方と試料調製
 3.顕微鏡観察を計画する・コンサルを受けるときの心構え
 
第2章 光の性質と光学顕微鏡
 1.顕微鏡学を理解するための光の性質の基本 ~波の性質を知る
 2.顕微鏡の光学理論の基礎 ~レンズを通る光のふるまいと開口数・倍率・分解能
 3.明視野顕微鏡法の種類 ~明視野観察法・偏斜照明法・暗視野観察法・位相差観察法・微分干渉観察法
 4.顕微鏡周辺技術と原理 ~光源と光検出器,デジタル画像
 
第3章 多彩な蛍光顕微鏡
 1.蛍光物質と蛍光顕微鏡
 2.共焦点蛍光顕微鏡
 3.二光子・多光子励起顕微鏡
 4.超解像顕微鏡 ~STED法,SMLM法,SIM法
 5.ライトシート顕微鏡
 
第Ⅱ部 画像解析
第4章 画像解析の目的と注意点

 1.画像解析で何を知りたいか
 2.画像処理の前に知っておきたい基礎知識
 3.画像処理の前に知っておきたい注意点
 4.特殊なケース
 
第5章 画像解析の前処理
 1.画像処理の典型的な手順の概要と例外
 2.簡単なケース
 3.画像処理の典型的な手順1.~物体認識までの工程
 4.画像処理の典型的な手順2.~物体認識の精度向上のための工程
 
第6章 画像解析;定量化
 1.定量化の概説
 2.定量化の手法と手順
 
第7章 深層学習の利用
 1.深層学習を利用すべきか
 2.深層学習の概念を理解する
 3.深層学習の基礎
 4.AI画像解析はじめの一歩
 
Appendix
 1.無限遠補正光学系
 2.F値
 3.散乱
 4.レーザー
 5.二光子励起過程における蛍光強度と励起光強度
 6.チャープ補償
 7.空間フィルタ(カーネル)
 8.モルフォロジフィルタ
 9.多数の画像を処理するためのマクロ
 10.ROI ManagerでROIを1つずつ指定するためのマクロ
 
COLUMN
 1.組織透明化技術
 2.検出器由来のノイズ
 3.顕微鏡自作のススメ
 4.蛍光タンパク質に基づく生理機能指示薬
 5.生物発光を用いたイメージング
 6.蛍光の寿命を使ったイメージング
 7.二光子励起ホログラフィック顕微鏡
 8.超解像「顕微鏡」がなくてもできる超解像観察 ~SRRF法:時間・空間相関解析による超解像顕微鏡法
 9.超解像観察のための試料調製法
 10.蛍光顕微鏡で分子の動態を観る
 11.光で遺伝子発現を「操作」する顕微鏡技術
 12.画像間の輝度補正手法
 13.未来のAI