RRS運用サポートブック**MEDSi/藤谷 茂樹/978-4-8157-3119-9/9784815731199**

販売価格
5,280円(税込み)
実践ですぐに使える運用のコツ
編著
藤谷 茂樹
出版社
メディカルサイエンスインターナショナル
分野
 
救命・救急医学

数量

特集
新刊
販売期間
2024/09/27~
商品コード
9784815731199
発行 2024年9月
判型:B5判 248頁
ISBN 978-4-8157-3119-9

【監 修】
藤谷 茂樹(聖マリアンナ医科大学 救急医学)
安宅 一晃(奈良県総合医療センター 救急・集中治療センター)

【編 集】
内藤 貴基(聖マリアンナ医科大学 救急医学)
飯尾 純一郎(熊本赤十字病院 集中治療科)
中村 京太(横浜市立大学附属市民総合医療センター 医療の質・安全管理部)

RRSを導入し、効果的に運用するためには?

急性期充実体制加算の算定要件に組み込まれ、多くの施設において導入が求められているRRS(Rapid Response System:院内迅速対応システム)。これからRRSを導入する、あるいは導入できたが効果的に運用されていない施設の救急・集中治療分野の医師・看護師等に向け、運用に必要な要素をストラクチャー、プロセス、アウトカムに分けて押さえておくべき項目を解説。RRSの障壁に対する解決方法や運用のコツ、実際に使われているマニュアルや記録用紙など、日本独自の知見と資料も盛り込む。

【目 次】
プロローグ
なぜRRSが急性期充実体制加算に組み込まれたか
  
Part 1:どんなRRSが求められているのかを理解しよう?急性期充実体制加算の目的は??
  防ぎ得る死亡をゼロにするRRS
  医療の質を向上させるRRS
  医療費を抑えるRRS
  働き方改革を支えるRRS
  医療安全文化を醸成するRRS
  患者中心の医療を推進するRRS
  
Part 2:押さえておくべきポイントと項目を考える
  概論:RRSの4要素と概略
  
 ◆ストラクチャー
  RRS運営委員会の役割
  対応チームの構成
  起動基準:track and triggerの方法
  コラム EWSに潜む問題点と対応策:起動の課題はバイタルサインの機械的測定で解決されるか
  必要な物品の確認
  運用時間および対象病棟
  
 ◆プロセス
  運営マニュアルの作成
  起動方法とその周知方法
  RRSの院内への教育と定着
  
 ◆アウトカム
  起動時の記録記載およびデータ収集
  測定すべきアウトカム指標
  レジストリ参加の考慮
  
Part 3:運用例紹介
  運用例1 千葉大学医学部附属病院
  運用例2 北里大学病院
  運用例3 神戸市立医療センター中央市民病院
  運用例4 聖マリアンナ医科大学病院
  運用例5 南部徳洲会病院
  
Part 4:RRS導入後にまつわる問題とその解決方法
  RRSの導入に反対するスタッフがいる
  対応チームの人員が確保できない
  起動件数が増えない
  起動が遅い
  何をもって効果があるとするか
  DNAR指示にまつわる対応はどうすればよいか
  
エピローグ
RRSの今と未来
  
用語集