Crosslink 言語聴覚療法学テキスト 構音障害学**メジカルビュー社/南都 智紀/978-4-7583-2272-0/9784758322720**

販売価格
4,950円(税込み)
[Web動画付]
編著
南都 智紀
出版社
メジカルビュー社
分野
リハビリテーション技術

数量

特集
新刊
販売期間
2025/03/27~
商品コード
9784758322720
発行 2025年3月
判型:B5判 308頁
ISBN 978-4-7583-2272-0

Crosslinkテキストシリーズに,待望の専門科目のラインナップが登場!学習に役立つ動画データ,音声データ付き

Crosslinkテキストシリーズに,待望の専門科目のラインナップが登場!
噛み砕いた表現で詳しく解説する本文と,記載内容の理解を助ける図表やイラストを多用して視覚的にも理解しやすい紙面構成で広く長く活用できるテキスト。
各見出しごとの「POINT」で重点を置くべき重要事項が一目でわかり,「用語解説」や「補足」,「学習の要点」,「実践!臨床に役立つアドバイス」など,さまざまな角度からの情報を盛り込む囲み記事も満載。
本巻は「機能性構音障害」「器質性構音障害」「運動障害性構音障害」を網羅した構成で,訓練の手順は段階ごとに注意点を示しながら丁寧に解説。学習に役立つ動画データ,音声データ付き。

【目 次】
第1章  発話の構造と機能
 1 呼吸機能
  1)呼吸器の構造
  2)呼吸器の機能
 2 発声機能
  1)喉頭の構造
  2)喉頭の機能
 3 鼻咽腔機能と構音機能
  1)咽頭と口腔の基本構造
  2)発話時の鼻咽腔閉鎖機能
  3)構音機能 動画
 4 発声発語にかかわる神経基盤
  1)神経系
  2)運動系に関する神経系
  3)発声発語器官の支配神経
  4)上位運動ニューロン障害と下位運動ニューロン障害の比較
 5 音韻と構音の発達
  1)ヒトが話すために必要なこと
  2)日本語で用いる子音や母音
  3)日本語の音韻
  4)発声発語機能と聴覚の発達
 
第2章  構音障害の概念
 1 構音障害の概念と分類
  1)構音障害の概念
  2)構音障害の分類
 2 構音障害の臨床における基本的事項
  1)情報収集
  2)一般的な検査 動画
 
第3章  機能性構音障害
 1 機能性構音障害の特徴
  1)機能性構音障害の定義
  2)構音と音韻の発達
  3)音の誤り
  4)発達途上の音の誤り
  5)発達途上ではない音の誤り(異常構音)
 2 機能性構音障害の評価・診断
  1)発達・心理・社会的側面の検査
  2)音韻および構音の検査
 3 機能性構音障害の訓練
  1)訓練の原則 動画
  2)情報収集
  3)誤り音の自覚 動画
  4)構音操作の訓練 動画
  5)機能性構音障害の訓練
  6)系統的構音訓練
  7)構音訓練の実施と家庭学習
  8)各音の系統的構音訓練 動画
  9)音韻認識を促進する訓練
 
第4章 器質性構音障害
 1 小児における器質性構音障害
  1)口腔疾患による構音障害
  2)口唇口蓋裂による構音障害
  3)先天性鼻咽腔閉鎖機能不全症
 2 口唇口蓋裂に伴う発話特徴
  1)発語器官の形態と機能の特徴 動画
  2)発語の特徴
 3 口唇口蓋裂に対する評価・診断
  1)発語器官の検査
  2)発語の評価
 4 口唇口蓋裂に伴う構音障害に対するアプローチ
  1)口唇口蓋裂治療における言語聴覚士の役割
  2)言語訓練の適応の判断
  3)鼻咽腔閉鎖機能不全に対する言語訓練
  4)構音訓練 動画
  5)外科的治療
  6)補綴的治療
 5 口唇口蓋裂患者の社会参
  1)長期にわたる治療に伴う問題点
 6 頭頸部がんによる器質性構音障害
  1)がんの治療
  2)がんのリハビリテーション
  3)外科的切除後の器質性構音障害
  4)舌・口腔切除
  5)軟口蓋・中咽頭切除
  6)顎切除
 7 頭頸部がんに対する評価・診断
  1)発語器官の検査
  2)発話の評価
 8 頭頸部がんに対するアプローチ
  1)訓練の原則
  2)機能訓練 動画
  3)発話の訓練 音声
  4)補綴的治療
 9 頭頸部がん患者の社会参加
  1)コミュニケーションの問題や合併症に対する配慮
 
第5章 運動障害性構音障害
 1 運動障害性構音障害の定義
  1)dysarthriaの定義
  2)dysarthriaの翻訳名称
 2 原因疾患と運動障害
  1)錐体路系疾患
  2)錐体外路系疾患
  3)小脳系疾患
  4)下位運動ニューロン障害
  5)筋疾患
 3 運動障害性構音障害の分類と発話特徴
  1)運動障害性構音障害の分類
  2)運動障害性構音障害の異常所見と発話特徴 動画 音声
 4 運動障害性構音障害の評価・診断
  1)発声発語器官の検査 動画
  2)発話の検査 音声
  3)コミュニケーション能力の検査
 5 運動障害性構音障害に対するアプローチ
  1)訓練の原則
  2)発声発語器官に対する訓練 動画
  3)発話の訓練
  4)発話速度の調節法
  5)AAC(拡大・代替コミュニケーション)
  6)体系的訓練
 6 運動障害性構音障害患者の社会復帰
  1)リハビリテーション医療と社会復帰
  2)復職について
  3)社会復帰を支える制度
  4)言語聴覚士として社会復帰を支援するために
 
症例集
  症例報告書の書き方
  機能性構音障害症例①
  機能性構音障害症例② 動画
  左片側性唇顎口蓋裂症例 音声
  舌がん半側切除症例
  舌亜全摘症例 音声
  神経変性疾患症例
  脳血管疾患症例① 動画 音声
  脳血管疾患症例② 動画 音声
  パーキンソン病症例