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フリーハンドの II 級窩洞CR充填 3D printer technique**デンタルダイヤモンド社/野亀 慶訓/9784885106200/9784885106200**

販売価格
9,900円(税込み)
編著
野亀 慶訓
出版社
デンタルダイヤモンド社
分野
歯科学 一般

数量

販売期間
2025/03/27~
商品コード
9784885106200
発行 2025年3月
判型:AB判 96頁
ISBN 978-4-88510-620-0

著・イラスト:野亀 慶訓(岡山県・野亀歯科医院)

マトリックスを使わないダイレクトボンディング! 自由自在なCR充?で究極造形をめざそう

II級窩洞では、間接法を選択するケースも多いですが、最近はCR充?による直接法を選択する歯科医師が増えています。その際、マトリックスの装着に苦労したり、賦形に手間取ることはないでしょうか。本書で紹介する「3D printer technique」は、マトリックスを使用せず、フリーハンドで臼歯部隣接面の充?を可能にする画期的なテクニックです。マイクロスコープ等の照明によりレジンの硬化反応を惹起して、自由自在に積層造形を行うことが可能な超絶テクニックを誌上セミナーでぜひ習得してください。著者自らが描いたイラストも必見です。

【目 次】
はじめに
  
CHAPTER 1 3D printer techniqueとは何か?
 概要
   1.考案に至るきっかけ
   2.3D printer techniqueの定義
   3.応用方法
 II級窩洞充?への応用
   1.3D printer techniqueを用いたフリーハンドによるII級窩洞充?
   2.マトリックスの問題点
   3.3D printer techniqueの優位性
 3D printer techniqueの課題
 コラム マトリックスの呪縛
  
CHAPTER 2 3D printer techniqueの手順と必要な器具機材
  1.ラバーダムと窩縁が近いケースでは圧排糸を挿入する
  2.先に象牙質層を再現する
  3.オレンジフィルターをかけた状態で窩縁にハイフローレジンを塗布する
  4.セパレーターを安定して装着できる状態になるまで盛り上げる
  5.セパレーターを装着し歯間離開を行う
  6.再度オレンジフィルター下にてハイフローレジンを窩縁に塗布する
  7.フィルターを解除し辺縁隆線まで3D printer techniqueで造形する
  8.セパレーターを外し、コンタクトを確認したらすぐにフロスを通す
  9.充?終了後にオキシガードを満遍なく塗布し最終重合させる
  
CHAPTER 3 3D printer techniqueを極めるコツ
  1.マイクロスコープ照明の設定値を決めておく
  2.流量による造形のコントロール
  3.オレンジフィルターをうまく使う
  4.重力の影響を考慮する
  5.「垂らす」と「膨らませる」流し方の使い分け
  6.ベベルは長く広く、ハイフローレジンは縁まで塗っておく
  7.セパレーターはかけられる余裕ができてから装着する
  8.立体感をつかむためミラーテクニックは必須
  9.マイクロスコープを用いる場合はモータライズドマイクロスコープが有利
  10.セパレーターによる離開量のコントロール
  11.エリオットとアイボリーの利点・欠点
  12.再現すべき形態の3次元的な理解が最重要
  
CHAPTER 4 3D printer techniqueのトラブルシューティング
  1.コンタクトしなかった
  2.コンタクトがきつすぎた
  3.隣接歯とくっついた
  4.気泡が入った
  5.ラバーに垂れた
  6.形態が変になった
  7.隣接歯の近接がある
  8.セパレーターが食い込まない
  コラム 3D printer techniqueにかける想い
  
CHAPTER 5 3D printer techniqueを活かした症例集
  症例1(43歳・女性):部分矯正の補助装置を造形する
  症例2(56歳・男性):エンド隔壁を造形する
  症例3(63歳・女性):遊離端側の歯質欠損を造形する
  症例4(35歳・女性):コンタクトより上、固有咬合縁を造形する
  症例5(38歳・男性):コンタクトを造形する
  症例6(43歳・男性):両隣接の連続したII級窩洞を充?する
  症例7(72歳・女性):2豊隆など複雑な形態をもつ隣接面の再現を行う
  
おわりに