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歯科のための 位相差顕微鏡活用・実践マニュアル**デンタルダイヤモンド社/塚本 高久/978-4-88510-630-9/9784885106309**

販売価格
6,930円(税込み)
編著
塚本 高久
出版社
デンタルダイヤモンド社
分野
歯科学 一般

数量

特集
新刊
販売期間
2025/08/28~
商品コード
9784885106309
発行 2025年8月
判型:A4判変型 112頁
ISBN 978-4-88510-630-9

【執筆代表】
塚本高久 (愛知県・塚本歯科クリニック)

【執筆】
米﨑広崇 (愛知県・若林歯科)
山下剛史 (熊本県・新屋敷 山下歯科・矯正歯科)
樋田秀一 (神奈川県・三ツ境駅前スマイル歯科)
河内洋順 (愛知県・ふき歯科クリニック)
中野真紀 (福岡県・あすはな歯科医院)

口腔内の細菌叢をリアルタイムに可視化することで、歯周病のリスク診断補助や治療前後の評価に活かす。さらには、患者教育やモチベーション維持にも!“百聞は一見にしかず”です。

歯科においては近年、CBCT、マイクロスコープ、IOSなどの先端技術を導入した治療技術が浸透し、術者も患者もその恩恵に浴しています。本書では、新たなアイテムとして歯科のための位相差顕微鏡の活用について取り上げました。位相差顕微鏡は予防歯科を冠している歯科医院にはいまや欠かせないものとなっています。歯科医院では以下の目的で活用・実践がなされています。

①細菌の種類や活動性をリアルタイムで観察することで歯周病などのリスクを推測して治療方針の決定に寄与する。
②治療前後の細菌叢の変化から改善状況を確認する。
③細菌の状態を患者と共有することで、患者のモチベーション維持に活用する。

本書では、位相差顕微鏡の基本、観察方法のコツ、細菌たちの特徴、臨床への応用方法、そして未来への可能性について最新の情報を交えながら紹介しています。ぜひ、予防歯科の新たな潮流に注目してみてください。

【目 次】
刊行にあたって
位相差顕微鏡に関する基礎知識
  
Chapter 1 位相差顕微鏡を歯科で活用する
  Section1 位相差顕微鏡とは何か
  Section2 歯科における位相差顕微鏡の役割
  Coffee Break ペットの歯周病
  Section3 位相差顕微鏡を導入しよう──機器選びとセットアップ
  
Chapter 2 正しい検体採取と標本作成
  Section1 きれいな観察は検体の「採り方」が決め手
  Section2 検体はどこから採るのがよいの?
  Section3 検体を採取するときのコツ
  Section4 標本の作り方
  Section5 細菌叢を観察するときのチェックポイント
  
Chapter 3 口腔細菌の典型的な正常像と異常像
  Section1 細菌たちの「世界」を見てみよう
  Section2 プラークの特徴
  Section3 細菌以外に位相差顕微鏡で観察できるもの
  Section4 動きの世界を診療に活かそう
  
Chapter 4 代表的な細菌とその特徴
  Section1 口の中にはいろいろな細菌が棲んでいる
  Section2 位相差顕微鏡で観察できない注意すべき細菌たち
  Section3 細菌だけじゃない!注目すべき原虫類
  Section4 小さな世界から大きなヒントを
  
Chapter 5 位相差顕微鏡による観察の限界と注意点
  Section1 位相差顕微鏡による観察で歯周病診断「できること」と「できないこと」
  Section2 より詳しく菌種を知るには
  Section3 歯周病細菌診断における位相差顕微鏡の役割
  
Chapter 6 臨床への応用方法
  Section1 歯原性菌血症と全身疾患
  Section2 観察結果から適切な治療方法を選択する
  Section3 リスク管理に活用する
  
Chapter 7 これからの可能性と未来展望
  Section1 予防歯科で活用する
  Section2 教育などへの位相差顕微鏡の応用
  Section3 位相差顕微鏡×AIの未来像
  Section4 小さな世界から広がる未来