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Crosslink 薬学テキスト 製剤学**メジカルビュー社/山本 佳久/978-4-7583-2226-3/9784758322263**

販売価格
5,500円(税込み)
[Web動画付]
編著
山本 佳久
出版社
メジカルビュー社
分野
薬学

数量

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書籍版 販売期間
2025/09/01~
JANコード
9784758322263
商品コード
9784758322263
発行 2025年9月
判型:B5判 320頁
ISBN 978-4-7583-2226-3

編集:山本 佳久 / 百 賢二

薬剤師を目指す学生のために講義,実習,臨床をリンクさせて学べる新しいスタイルの教科書シリーズが登場!

薬剤の材料の性質・特性を理解するための導入となる物理薬剤学の概要から剤形の特徴,薬剤の製造過程,品質を保つための試験法,バイオ医薬品・核酸医薬品の特性,薬物送達学まで第十八改正日本薬局方に対応しつつ解説。「症例ベースで考えよう」の項目では,製剤学の知識がどのように活かされるのか,臨床の薬剤師の視点を盛り込んで提示している。
さまざまな試験法や薬剤の製造工程などをWeb動画として収載し,具体的にイメージできる内容となっている。
国家試験合格を最終目標とするだけでなく,臨床実習やその先の臨床の場でも活用できる学習の強い味方!

【目 次】
第1章 物理製剤学概略
 1.固形材料の基礎
  1)粉体の性質
  2)固体原薬の結晶
  3)溶解速度
  4)症例ベースで考えよう:散剤を分包するときに困ること
   まとめ
 2.半固形材料の基礎
  1)レオロジー特性の基礎
  2)チキソトロピー
  3)粘度測定法
  4)症例ベースで考えよう:粘度を利用した経口製剤(アルロイド?G)
   まとめ
 3.分散材料の基礎
  1)界面とは
  2)代表的な界面活性剤
  3)コロイド・乳剤・懸濁剤
  4)分散系製剤の安定性
  5)症例ベースで考えよう:貧血治療を変えるコロイド製剤
   まとめ

第2章 剤形の特徴
 1.製剤化とは
  1)製剤化の概要と意義
   まとめ
 2.経口投与する製剤
  1)概要
  2)錠剤
  3)顆粒剤
  4)散剤
  5)カプセル剤
  6)経口液剤
  7)シロップ剤
  8)経口ゼリー剤
  9)経口フィルム剤
  10)症例ベースで考えよう:経口製剤のデザインと医療安全
   まとめ
 3.粘膜に適用する製剤
  1)概要
  2)口腔内に適用する製剤
  3)吸入剤
  4)目に投与する製剤
  5)坐剤
  6)腟剤(腟錠・腟用坐剤)
  7)点鼻剤
  8)点耳剤
   まとめ
 4.注射により投与する製剤
  1)注射剤
  2)注射剤の分類
  3)透析に用いる製剤
  4)症例ベースで考えよう:精神科治療を変える注射薬
   まとめ
 5.皮膚に適用する製剤
  1)皮膚に適用する製剤の概要および利点と欠点
  2)皮膚に適用する製剤の経皮吸収について
  3)軟膏剤・クリーム剤・ゲル剤
  4)貼付剤・テープ剤・パップ剤
  5)スプレー剤
  6)症例ベースで考えよう:外用剤の使用と満足度
   まとめ
 6.生薬関連製剤
  1)生薬関連製剤の考え方
  2)生薬と生薬関連製剤の種類
  3)生薬関連製剤の調剤の流れ
   まとめ

第3章 製剤が創られるまで
 1.代表的な医薬品添加剤
  1)固形製剤に用いられる医薬品添加剤
  2)注射剤に用いられる医薬品添加剤
  3)半固形製剤に用いられる医薬品添加剤
   まとめ
 2.製剤化の単位操作
  1)経口固形製剤(錠剤・顆粒剤・散剤)の製造工程
  2)カプセル剤の製造工程
  3)注射剤の製造工程
  4)症例ベースで考えよう:臨床上問題となる医薬品添加物
   まとめ
 3.製剤の容器・包装
  1)医薬品容器・包装の基本的な役割と定義
  2)主要な包装形態とその特徴
   まとめ

第4章 製剤試験法
 1.日本薬局方
  1)概要
  2)通則
  3)製剤総則
  4)一般試験法
   まとめ
 2.製剤試験法各論
 2-1 製剤材料の評価にかかわる試験
  1)物質の確認または定量にかかわる試験法
  2)熱分析法
  3)粉末X線回折測定法
  4)粉体物性測定法
   まとめ
 2-2 製剤の評価にかかわる試験
  1)製剤均一性試験法
  2)経口投与する固形製剤に関連する製剤試験法
  3)皮膚に適用する製剤に関連する製剤試験法
  4)レオロジーの測定法
  5)吸入剤に関連する製剤試験法
  6)注射剤に関連する試験法  島﨑 学
  7)目に適用される製剤に規定される試験法
  8)無菌製剤の無菌性に関連する試験法
   まとめ
 2-3 容器・包装材料の評価に関連する試験
  1)注射剤や包装材料に関連した試験法
   まとめ
 2-4 物理化学の知識・技術で医療を支援する個別化医療
  1)症例ベースで考えよう:院内製剤とは
   まとめ

第5章 生物学的同等性
 1.生物学的同等性とは
  1)概要
  2)経口固形製剤の生物学的同等性試験
  3)局所皮膚適用製剤の生物学的同等性ガイドラインにおける評価
  4)局所皮膚適用製剤における生物学的同等性の判定
  5)症例ベースで考えよう:剤型変更に役立つ経口製剤の生物学的
  同等性に関する情報  越塚宏美
   まとめ

第6章 バイオ医薬品・核酸医薬品
 1.バイオ医薬品・核酸医薬品とは
  1)バイオ医薬品の定義と歴史
  2)バイオ医薬品の種類と分類
  3)バイオ医薬品の開発と最新技術
  4)医療現場での取扱いと有害反応
  5)抗体医薬品の基礎と最新動向
  6)核酸医薬品
  7)バイオシミラー
  8)症例ベースで考えよう:バイオシミラーによる治療の革新
   まとめ

第7章 薬物送達学
 1.DDSの必要性
  1)DDS 総論
   まとめ
 2.放出制御
  1)放出制御の必要性
  2)経口投与する放出制御技術
  3)皮膚に適用する放出制御技術
  4)注射に適用する放出制御技術
  5)粘膜に適用する放出制御技術
  6)症例ベースで考えよう:放出制御技術の導入による医療の革新
   まとめ
 3.ターゲティング
  1)ターゲティングの必要性
  2)キャリアを用いたターゲティング技術
  3)プロドラッグのターゲティング技術
  4)抗体を用いたターゲティング技術
  5)症例ベースで考えよう:ターゲティング技術の導入で改善された治療効果
   まとめ
 4.吸収改善
  1)吸収改善の必要性
  2)溶解性の向上による消化管吸収改善
  3)吸収促進剤を用いた吸収改善
  4)経皮投与における吸収改善
  5)症例ベースで考えよう:吸収改善のための製剤学的な工夫
   まとめ
 5.プロドラッグ
  1)プロドラッグの必要性
  2)症例ベースで考えよう:アシクロビルのプロドラッグ化,脳症への影響
   まとめ