基礎作業学テキスト**南江堂/東 登志夫/978-4-524-21045-9/9784524210459**

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4,620円(税込み)
[電子版付]

シンプル作業療法学シリーズ
編著
東 登志夫
出版社
南江堂
分野
リハビリテーション技術

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書籍版 販売期間
2025/10/23~
JANコード
9784524210459
商品コード
9784524210459
発行 2025年10月
判型:B5判 192頁
ISBN 978-4-524-21045-9

監修:東 登志夫
編集:齋藤 佑樹

作業療法士養成課程の学生向けに,作業療法の基盤的な視点・中核概念である“作業”について,平易かつ網羅的に解説した教科書.講義「基礎作業学」,「基礎作業学実習」のいずれにも対応しており,第1章~第11章では作業を理解し用いるために必要な基礎知識を解説.第12章,第13章では,作業活動や作業を用いた介入等の実践的な内容について具体例を用いて紹介している.

【目 次】
1.作業とは何か
 1)作業の定義
  A 一般用語として用いられている作業
  B 作業療法における作業
 2)作業の側面(形態・機能・意味)
  A 作業の形態
  B 作業の機能
  C 作業の意味
 3)作業の分類
  A 日常生活活動(ADL)
  B 手段的日常生活活動(IADL)
  C 生産的活動
  D 余暇活動・遊び
  E 作業を分類する際の注意点

2.作業と環境
 1)物理的環境
 2)社会的環境
 3)制度的環境
 4)文化的環境

3.作業の文脈
 1)作業遂行文脈(Who, What, Why, When, Where, How)
 2)作業のバランス
  A 作業はバランスが大切
  B 「したいこと」,「しなければならないこと」
  C パーソナルプロジェクト分析
 3)作業と役割の関係
 4)作業とライフステージ
  A 8つの発達段階
  B 発達段階と主要な作業

4.作業と健康・幸福
 1)作業的存在として対象者を捉える
  A 作業的存在とは
  B より良い作業的存在になることを支援する
 2)作業的視点から考える健康・幸福
  A 健康とは
  B 作業療法における健康・幸福の捉え方
 3)作業機能障害
  A 作業機能障害とは
  B 作業機能障害の種類
  C 作業機能障害の評価

5.作業療法士として作業を用いる意義
 1)3つの意義
  A 目標としての意義
  B 手段としての意義
  C 実存としての意義
 2)作業療法の多重的な性質
 3)作業療法士が作業を扱うために(まとめ)

6.作業遂行要因
 1)身体機能
  A リーチ(到達運動)
  B 目と手の協調
  C 筋 力
  D 持久力
  E 関節可動域
  F 筋緊張
  G 巧緻性
  H バランス
  I 協調性
 2)感覚,知覚,認知
  A 感 覚
  B 知 覚
  C 認 知
  D 感覚→知覚→認知→行動のプロセス
 3)情緒,感情,心理
  A 作業における感情の創発
  B 作業遂行と感情の相互作用
 4)動機づけ・行動変容
  A 動機づけ
  B 行動変容

7.作業を選択する
 1)どのように選択するのか?
  A 生活状況を踏まえて選択する
  B 人となりや障害の状態を踏まえて選択する
  C より良い場や経験機会を提供するために選択する
  D 望ましい作業選択はクリニカルリーズニングの精度に比例する
 2)作業は誰が選択するのか?
  A 意思決定の種類
  B 作業選択における意思決定のパターン
  C 「対象者は作業選択に参加できるか」を検討する
 3)作業選択における意思決定に関連する評価法
  A カナダ作業遂行測定(COPM)
  B 作業に関する自己評価(OSA)
  C 作業選択意思決定支援ソフト(ADOC)
  D 生活行為聞き取りシート(興味・関心チェックシート)

8.作業遂行を観察する
 1)作業に焦点を当てた観察法
  A 作業療法士は作業を観ることの専門家
  B 作業遂行の構成要素
 2)作業遂行技能の評価
  A AMPSとは
  B 運動技能とプロセス技能
  C 社会交流技能
  D 対象者と観察結果の共有
  E 作業観察の結果を報告する
 3)作業遂行技能評価を作業療法実践で役立てるためのポイント
  A 作業遂行の評価はいつするのか?
  B 作業遂行技能観察のコツ

9.作業を分析する
 1)作業分析に必要な視点
  A 基本情報
  B 身体機能・技能
  C 感覚・認知機能
  D コミュニケーション
  E リスク
  F 作業のもつ特性
  G 治療的応用
 2)作業分析のためのワークシート

10.作業療法の理論
 1)作業療法に関連する理論の分類
 2)主要な理論
  A 人-環境-作業モデル(PEOモデル)
  B 作業参加のカナダモデル(CanMOP)
  C 人間作業モデル(MOHO)
  D 作業に根ざした実践2.0(OBP2.0)
  E 作業療法介入プロセスモデル(OTIPM)
  F 生活行為向上マネジメント(MTDLP)

11.作業に関わる機会を提供する(作業の治療的応用)
 1)導入の時期(タイミング)をコントロールする
 2)作業に関わる時間帯をコントロールする
 3)作業時間・負荷量をコントロールする(リスク管理などの視点も)
  A リスク管理の視点から検討する
  B 動機づけの視点から検討する
 4)難易度をコントロールする
 5)責任の所在をコントロールする
 6)意味や価値をコントロールする

12.作業実習
 はじめに
 作業1 ペーパークラフト
 作業2 革細工
 作業3 陶 芸
 作業4 七宝焼き
 作業5 籐細工
 作業6 絵 画
 作業7 寄木細工
 作業8 園 芸
 作業9 集団を用いた作業活動

13.作業の力を活用した事例
 はじめに
 事例1 不安が強い入院生活を落ち着いて過ごすことができるように作業を活用した事例
 事例2 ADL自立に向けてリハビリテーションに集中して取り組めるように意味のある作業を活用した事例
 事例3 ささやかな夢にまつわる作業を活用し,ひきこもりがちな生活を解消した事例
 事例4 日常生活で手を安心して使えることができるように作業を活用した事例
 事例5 作曲に没入することで強迫症から回復し,社会参加に至った事例
 事例6 高齢者施設で長期間生活する対象者のより良い生活行為の実現に向けた作業療法
 事例7 術前の生活を取り戻すために作業を用いた事例
 事例8 刑務所における機能向上作業の取り組み
 事例9 企業における「職業病」を全員で共有し,会社の文化が変化した事例
 事例10 復職を目的として職場から期待されている作業を活用した事例
 事例11 学級への所属に強い不安をもつ男児ができることを通して学級参加を可能にした事例

参考文献