Dr.浅岡の本当にわかる漢方薬 新装版**羊土社/浅岡 俊之/978-4-7581-2451-5/9784758124515**

販売価格
4,400円(税込み)
日常診療にどう活かすか?漢方薬の特徴、理解の仕方から実践まで解説。
さまざまな疑問の答えがみつかる!
編著
浅岡 俊之
出版社
羊土社
分野
臨床医学:一般

数量

特集
新刊
販売期間
2026/04/04~
商品コード
9784758124515
発行 2026年4月
判型:A5判 197頁
ISBN 978-4-7581-2451-5

「風邪に葛根湯,インフルエンザに麻黄湯」と暗記しても漢方は使いこなせない!漢方の講演で人気を博した著者が,日常診療での漢方の正しい活用法を明快に伝授する定番入門書.首尾一貫した切れ味抜群の解説は必読!

【目 次】
第1章 漢方薬を理解するための基本事項
 1.漢方薬の起源から現在まで
   生い立ち
   薬としての成長
   わが国への輸入
   明治以前,以後
 2.漢方薬の構造
   漢方薬は生薬の複合剤
   漢方薬は生薬を用いた約束処方
   複合するということ
   複合する理由
 3.漢方薬の多様性と理解の仕方
   トッピングによるバリエーションの拡大
   漢方薬の理解の仕方
 4.生薬の理解の仕方
   生薬には必ず自覚症状を改善する働きがある
   薬性
   守備範囲
   薬能,薬性,守備範囲の組み合わせ
   生薬はすでに混合物
   生薬のevidence
   帰納法と演繹法
   
   
第2章 東洋医学の尺度
 1.診断
   漢方薬の適応は西洋医学の病名では表現できない
   東洋医学の診断
   状態を表現する用語は日常用語
   状態を表現する用語の基本
   状態を表現する用語の組み合わせ
 2.治療
   なぜ状態を表現しなければならないか
   状態で治療を行う利点
   東洋医学の治療概念
   状態が診断にあたるということ
   適応病名の謎
 3.東洋医学に特有の概念
   気という概念とその異常
   血という概念とその異常
   水という概念とその異常
   
   
第3章 診療の手順
 1.診察
   診察のとらえかた
   診察の方法と種類
   診察の順番
   所見採択の優先順位
 2.診察と薬剤との関係
   約束処方を選ぶ工程
   舌診
   脈診
   診察の手順
   
   
第4章 主要な生薬と処方
 1.甘草
 2.桂枝
 3.麻黄
 4.附子
   かぜの考え方
 5.細辛
 6.茯苓,蒼朮(白朮),沢瀉,猪苓
 7.半夏
 8.柴胡
 9.黄連と黄?
 10.人参
 11.桃仁と牡丹皮
 12.当帰と川?
 13.地黄
 14.大黄と芒硝
 15.石膏
   
第5章 グループをなす処方群
 1.建中湯類
 2.補気剤
 3.補血剤
 4.補腎剤
   東洋医学と現代科学の関係
   
付録
 付録1.薬価基準収載処方一覧(本編掲載分を除く)
 付録2.主な生薬の薬性と守備範囲
   
症例へのアプローチ
  筋肉のつり
  花粉症対応のいろいろ
  感染症における診断と治療の関係
  特発性浮腫
  麻黄+石膏の組み合わせ
  麻黄+?苡仁の組み合わせ
  裏寒の治療
  下痢のいろいろ
  四肢の痛み
  鼻水
  めまい
  全身倦怠感
  口の乾き
  食道神経症
  感染性胃腸炎
  インフルエンザ後の不調
  精神的な要因がもたらす往来寒熱
  気鬱による腹部膨満感
  かぜ
  心臓神経症
  感染性胃腸炎
  ストレスと手足煩熱
  脱水
  便秘
  発作的な頭痛
  大腸憩室炎
  月経痛
  皮膚疾患
  便秘
  過敏性腸症候群
  脾虚の原因
  感染症後の食欲不振
  暑気あたり
  脾虚の1つ~泥状便
  癌に補剤を用いる根拠
  呼吸器症状に用いる生薬
  補血と清熱
  高齢者に多い手足のほてり
  下肢のしびれに牛車腎気丸?
  
臨床のヒント
  漢方薬の剤型
  陰陽
  表裏寒熱は主に感染症を扱う際に用いられる尺度
  証は変化する
  気と寒熱
  血の概念
  冷えの原因には4つある
  腹診について
  生薬を味で分類する方法
  構成生薬の数
  約束処方の使い方
  附子を選択する際の決まりごと
  熱薬の守備範囲
  利水の四品
  生姜と乾姜の違い
  処方全体の方向性を左右する半夏
  裏熱はどうやって確認するのか
  気鬱はなぜ裏熱をもたらすのか
  手足のほてり
  気の異常への対応方法
  気の不足は消化吸収機能の低下によってもたらされる
  全身倦怠感はいつも気虚と診断できるか?
  桃仁,牡丹皮は血流改善剤?
  不定愁訴とは
  散薬は香りが大切
  下腹部痛を主治する生薬には2通りある
  漢方薬は長く飲まないと効かない?
  大黄と芒硝が配合されるとなぜ承気湯と呼ばれるのか
  漠然とした気鬱
  気の異常は日常生活に原因あり
  処方名に付けられた大小の意味
  桂枝湯の構成生薬がもつ特性
  五臓の中心に脾あり
  腎虚はsyndrome
  
常套的組み合わせ
  桂枝+茯苓
  生姜+大棗+甘草
  半夏+生姜(乾姜)
  柴胡+黄?
  黄連+黄?
  人参+黄耆
  
生薬よもやま話
  多種多様なカレーは台所から
  処方の名前と構成する生薬の数
  生薬の分類 上中下
  甘草の歴史
  小青竜湯の名の由来
  茯苓は茯霊
  蒼朮と白朮
  家 紋
  黄 柏
  人 参
  紅 花
  修 治
  仁のつく生薬
  君 子
  
Column
  中庸の意味
  病名と保険診療
  古代人がイメージした「気」
  滞り
  東洋医学の尺度の多様さ
  漢方治療はオーダーメイド治療?
  東洋医学と西洋医学の診断のずれが生むもの
  自然は優しい?
  心とお腹
  五臓について
  バイオミミクリー