基礎から学ぶ統計学 実践編**羊土社/中原 治/978-4-7581-2148-4/9784758121484**
発行 2026年7月
判型:B5判 303頁
ISBN 978-4-7581-2148-4
理解に近道はない,だからこそ.前作で絶賛された3つの特色そのままに,カテゴリカルデータ解析と,自分の手でデータ処理する方法について,イメージが掴める.初学者目線のペース配分と励ましで伴走する入門書.カイ二乗検定/Fisherの正確確率検定/Rでの下準備・統計解析/jamoviでの統計解析
【目 次】
本書の学習内容
本書の使い方
第I部 コンピュータを使った統計解析の初歩
1章 統計学専用プログラム言語Rの最初の一歩 ① 下準備
1.Rの予備知識
2.Rのインストール
3.初心者は半角(英字入力)で
4.まず、Rを試して慣れる
1)四則計算とべき乗
2)初等関数
3)代入の構文
5.Excelでデータフレームを作る
1)データフレーム
2)例題a:愛用サプリメントが異なるとコレステロール値は異なるのか?
3)Excelでデータフレームの構造を作る
4)データフレームに感じる違和感
6.Rでデータを読み込む
1)Windowsの場合(関数 read.delim)
2)macOSの場合(関数 read.table)
3)CSVファイルを使ったデータの読み込み
7.データが正しく読み込まれたか?確認する
8.データフレーム内の変数にアクセスする
1)$ を使う方法
2)関数attachを使う方法
9.モデル式
2章 統計学専用プログラム言語Rの最初の一歩 ②統計解析
1.独立2群(2標本)の比較
1)独立2群のt検定(対応のないt検定)
2)Welchのt検定
3)Wilcoxon-Mann-Whitney(WMW)検定
4)Brunner‒Munzel検定
2.一通りの統計解析を終えたら
3.練習問題A
4.3群(3標本)以上の比較
1)例題b:愛用サプリメントが異なるとコレステロール値は異なるのか?
2)データフレーム
3)一元配置分散分析
4)Welchの一元配置分散分析
5)Kruskal‒Wallis検定
6)多重比較のTukey-Kramer法
5.練習問題B
6.関連2群の比較
1)例題c:肥料の違いはジャガイモの収量に影響するのか?
2)関連2群のt検定(対応のあるt検定)
3)Wilcoxonの符号順位検定
7.練習問題C
8.相関分析と単回帰分析
1)例題d:かき氷の売上と気温
2)Pearsonの積率相関係数
3)Spearmanの順位相関係数
4)単回帰分析
9.練習問題D
10.Rを使ったら必ず引用する
11.外れ値に遭遇したら
3章 統計解析ソフトjamoviの最初の一歩
1.jamoviとは
2.jamoviのインストール
3.jamoviを起動する
4.データを読み込む
1)Excelでのデータフレームの準備
2)jamoviでのデータフレームの読み込み
3)変数の設定
5.独立2群(2標本)の比較
1)独立2群のt検定(対応のないt検定)
2)Welchのt検定とWMW検定
3)正規性と等分散性のチェック
4)グラフで確認
6.練習問題E
7.一通りの統計解析を終えたら
8.3群(3標本)以上の比較
1)一元配置分散分析
2)多重比較のTukey-Kramer法
3)グラフで確認
9.練習問題F
10.関連2群の比較
1)関連2群のt検定(対応のあるt検定)
2)Wilcoxonの符号順位検定
3)グラフで確認
11.練習問題G
12.相関分析と単回帰分析
1)Pearsonの積率相関係数
2)Spearmanの順位相関係数
3)単回帰分析
4)散布図をつくる
13.練習問題H
14.jamoviを使ったら必ず引用する
第II部 カテゴリカルデータ解析
4章 母比率pの95%信頼区間
1.カテゴリカル変数
1)例題4.1:薬の効果
2)例題4.2:街頭調査
3)例題4.3:血液型
2.度数
3.標本比率と母比率
1)標本比率
2)母比率
4.Wald法による95%信頼区間の公式
5.二項分布の基礎
1)母数はnとp
2)期待値(平均)・分散・標準偏差
3)二項分布の正規近似
4)正規近似が有効な条件
5)連続補正
6.母比率pの95%信頼区間の導出
1)度数が従う確率分布
2)標本比率が従う確率分布
3)正規分布に乗り換える
4)標本比率を標準化
5)大胆な近似
7.手順(まとめ)
8.例題4.3の解答例
9.練習問題I
10.Agresti‒Coull法
11.練習問題J
5章 2つの母比率の差の検定
1.例題
1)例題5.1:A薬とB薬はどちらがより有効なのか?
2)例題5.2:支持率は男女で異なるのか?
2.帰無仮説H0と対立仮説HA
3.検定統計量zと帰無分布
1)度数が従う確率分布
2)標本比率が従う確率分布
3)正規分布に乗り換える
4)正規分布の再生性
5)帰無仮説H0が正しい場合
6)検定統計量zと帰無分布(その1)
7)合算比率
8)検定統計量zと帰無分布(その2)
4.検定の手順(まとめ)
5.例題5.1の解答
6.練習問題K
7. P値
8.Yatesの連続補正
6章 χ2検定(その1)適合度検定
1.例題6:予想した割合と比べる
1)例題6.1:血液型の割合
2)例題6.2:スイートピーの赤白の割合
3)例題6.3:出産と曜日
2.帰無仮説H0と対立仮説HA
3.χ2検定に必要な数値
1)カテゴリーの数
2)観測度数Oi
3)標本サイズ
4)帰無仮説が期待する割合
5)期待度数Ei
4.χ2検定が有効となるための条件
5.検定統計量χ2
6.χ2の自由度df
7.帰無分布はχ2分布
8.臨界値χ20.05(df)
9.練習問題L
10. P値
11. k=2におけるYatesの連続補正
12.練習問題M
13.適合度検定の手順(まとめ)
7章 χ2検定(その2)r×c分割表独立性の検定と同質性の検定
1.例題7:花の色の好みに影響しているのは
1)例題7a:独立性の検定
2)例題7b:同質性の検定
2. r×c分割表(クロス集計表)
3.独立性の検定と同質性の検定
1)独立性の検定
2)同質性の検定
3)χ2検定での計算はまったく同じ
4.モザイク図
5.「独立」の復習
1)サイコロを振る
2)コインを投げる
3)サイコロを振りコインを投げる
4)独立
5)確率の積
6)「独立」から期待できる確率
6.「独立」と「関連」
1)独立な場合に期待される度数
2)関連
7.独立性の検定の手順
1)帰無仮説H0と対立仮説HA
2)帰無仮説H0が予想する度数
3)χ2検定が有効か?チェックする
4)χ2の計算
5)χ2の自由度df
6)帰無分布と棄却域
8.練習問題N
9.練習問題O
10. P値
11. r×c分割表のχ2検定の手順(まとめ)
8章 χ2検定(その3)2×2分割表
1.例題
1)例題5.1:薬の効果
2)例題5.2:街頭調査
2.帰無仮説H0と対立仮説HA
3.2×2分割表のχ2検定
4.χ2を計算する簡単な公式
5.検定統計量zと検定統計量χ2
6. P値
7.検定の手順(まとめ)
8.練習問題P
9章 Fisherの正確確率検定
1.例題5.1:薬の効果
2.帰無仮説H0と対立仮説HA
3.計算のための設定
4.帰無仮説H0が正しいときに期待できること
5.薬の効果が現れる人が偶然で決まるなら
6.帰無分布
1)説明のための具体例
2)確率の計算
3)小まとめ
4)一般式
5)帰無仮説H0が正しいときの確率
6)検定統計量
7)帰無分布(超幾何分布)
7.棄却域
8. P値
9.Fisherの正確確率検定の手順(まとめ)
10.練習問題Q
10章 Rでのカテゴリカルデータの解析
1.二項検定
2.練習問題R
3.2つの母比率の差の検定(2×2分割表)
1)ベクトルを作る
2)例題
3)検定を実行する
4.練習問題S
5.適合度検定
6.練習問題T
7. r×c分割表(独立性の検定・同質性の検定)
1)ベクトルを作る
2)行列をつくる
3)例題
4)検定を実行する
8.練習問題U
9.Fisherの正確確率検定
10.練習問題V
11章 jamoviでのカテゴリカルデータの解析
1.二項検定
2.練習問題W
3.2つの母比率の差の検定(2×2分割表)とFisherの正確確率検定
1)(その1)データフレームを使った計算
2)(その2)集計表を使った計算
4.練習問題X
5.適合度検定
1)(その1)データフレームを使った計算
2)(その2)集計表を使った計算
6.練習問題Y
7. r×c分割表(独立性の検定・同質性の検定)
1)(その1)データフレームを使った計算
2)(その2)集計表を使った計算
8.練習問題Z
付録 解答と付表
解答
付表 カイ2乗分布(パーセント点)
Column
「有意差なし」の意味するところ
小さく感動できる瞬間