あこがれの老い**医学書院/服部祥子/9784260007443**

販売価格
2,200円(税込み)
精神科医の視点をこめて
編著
服部祥子
出版社
医学書院
分野
 
介護・福祉

数量

販売期間
2008/10/01~
商品コード
9784260007443
発行 2008年10月
ISBN 978-4-260-00744-3
人生の究極で問われるそれぞれの生き方。精神科医としての40年の臨床経験のなかで出会った人々のエピソードを語りながら、成熟の輝きを放つ先人たちを12章にわたって紹介し、老いの豊かさ、味わい深さ、老いの醍醐味を論じる。人は生涯にわたって成長・発達し続けるものであるとする著者の人生讃歌。高齢者ケアを専門とされる方々に、またやがて訪れる自らの「老い」に思いをめぐらす方々にもぜひ読んでいただきたい。

はじめに第1章 わが友ハロルド 明朗さを保ち続けた老い第2章 西行 途上のものであり続けた老い第3章 小説『マディソン郡の橋』のフランチェスカ、『心のおもむくままに』のオルガ 心の地下室を開いた老い第4章 ヘルマン・ヘッセ 心の葛藤を闘いぬいた老い第5章 メイ・サートン 最後まで孤独を手放さなかった老い第6章 池波正太郎 職人技を楽しんだ老い第7章 映画『八月の鯨』のリビーとセーラ、『永遠と一日』のアレクサンドレ 人生と和解した老い第8章 多田富雄さん 障害とともに生きる老い第9章 須賀敦子 深い沈黙を湛えた老い第10章 モリー先生 天職を全うした老い第11章 新藤兼人・乙羽信子夫妻、小説『リトル・トリー』の祖父母 カップルとして生き抜く老い第12章 フランシス・ジャム 信仰と愛をもち続けた老いおわりに