リハビリの夜**医学書院/熊谷晋一郎 著/9784260010047**

販売価格
2,200円(税込み)
シリーズ ケアをひらく
編著
熊谷晋一郎
出版社
医学書院
分野
 
介護・福祉

数量

電子版発売中です。(外部サイトへ移動します)

医書JP 電子版ページへ
医書JPご利用初めての方は、こちら >>>
書籍版 販売期間
2009/12/01~
JANコード
9784260010047
商品コード
9784260010047
発行 2009年12月
ISBN 978-4-260-01004-7
現役の小児科医にして脳性まひ当事者である著者は、あるとき「健常な動き」を目指すリハビリを諦めた。そして、《他者》や《モノ》との身体接触をたよりに「官能的」にみずからの運動を立ち上げてきた。リハビリキャンプでの過酷で耽美な体験、初めて電動車いすに乗ったときのめくるめく感覚などを、全身全霊で語り尽くした驚愕の書。

はじめに序章 リハビリキャンプ第一章 脳性まひという体験 1 脳内バーチャルリアリティ 2 緊張しやすい体 3 折りたたみナイフ現象の快楽 4 動きを取り込み、人をあやつる第二章 トレイナーとトレイニー 1 ほどかれる体 2 まなざされる体 3 見捨てられる体 4 心への介入が体をこわばらせる 5 体への介入が暴力へと転じるとき 6 女子大生トレイナーとの「ランバダ」第三章 リハビリの夜 1 夕暮れ 2 歩かない子の部屋 3 歩く子の部屋 4 女風呂 5 自慰にふける少年第四章 耽り 1 対比に萌える 2 取り込めないセックス 3 規範・緊張・官能 4 打たれる少女第五章 動きの誕生 1 モノと作り上げる動き 2 人と作り上げる動き 3 「大枠の目標設定」が重要な理由 4 世界にそそぐまなざしの共有 5 助け合いから暴力へ第六章 隙間に「自由」が宿る-もうひとつの発達論 1 両生類と爬虫類の中間くらい? 2 便意という他者 3 身体に救われる 4 むすんでひらいてつながって 5 衰えに向けて 注 文献 あとがき