こんなときどうする?在宅医療と介護**南山堂/松田純/9784525522216**

販売価格
2,200円(税込み)
ケースで学ぶ倫理と法
編著
松田純
出版社
南山堂
分野
 
介護・福祉

数量

販売期間
2014/03/01~
商品コード
9784525522216
発行 2014年3月
ISBN 978-4-525-52221-6
近年の在宅医療や介護では,医療施設とは異なる倫理的な対応が求められることも多い.そのため,対人援助職は多職種連携のヒューマン・ケアに習熟する必要があり,こうした連携を促進する“倫理と法”が求められる.本書は,在宅医療・介護の現場で発生している倫理的・法的な問題を,ケーススタディの形で考察した内容となっている.

ケアにおける倫理と法とはケーススタディ Case1:がんによる疼痛に苦しむ在宅患者に 緩和治療を提案するとき Case2:在宅療養者の経口摂取が困難になったとき Case3:通院やサービスの拒否があり,今後の療養が不安な独居の在宅療養者 Case4:在宅で身体拘束を発見したとき Case5:看病も介護もしない遠くの親戚が途中で介入してきたとき Case6:訪問リハビリテーションで障がいの 予後について説明するとき Case7:妻を介護している夫からプロポーズされたとき Case8:精神障がいのある方から訪問を拒絶されたとき Case9:在宅療養者の病状が悪化したとき 急性期病院へ入院,それともこのまま在宅での看取り?― Case10:ショートステイで息子がケア計画についていろいろ要望するとき Case11:介護に熱心な息子が母親を虐待していることに気づいたとき Case12:訪問介護でセクシュアルハラスメントを受けたとき Case13:認知症の患者のもとに遺産目的の次男が訪ねてきたとき Case14:施設での医療・介護の実施をめぐって成年後見人と対立したとき Case15:要介護者,介護者,多職種間でのコミュニケーションを円滑にするには Case16:通所リハビリテーションで,希望するリハビリテーションが実施されない場合 Case17:生活保護の受給者のさまざまなケアを周りから要請されたとき Case18:刑務所出所者の支援のために犯罪歴を隠すときコラム (1) 生命・医療倫理の4 原則 (2) 効果的な退院時共同指導―退院連携シート― (3) 「高齢者ケアの意思決定プロセスに関するガイドライン」について (4) 自己決定の支援 (5) 身体拘束の法的扱い (6) 「お迎え」体験 (7) 障がいの予後告知 (8) 専門職と倫理 (9) 事前指示と事前ケア計画 (10) 高齢者の世界:喪失と人生の再構築 (11) 傾聴がもたらすもの (12) セクシュアルハラスメント回避のために (13) 「情報」と「秘密」 (14) 「相続」と「遺言」 (15) 成年後見制度 (16) 障害者権利条約と成年後見制度 (17) 対人援助職に求められる“声づかい”とは (18) 病院から在宅へ――リハビリテーションの役割 (19) チームケアを実現するケア会議 (20) 災害後の在宅療養者への対応