乳癌取扱い規約 第19版**金原出版/日本乳癌学会/978-4-307-20472-9/9784307204729**

販売価格
4,840円(税込み)
臨床・病理
編著
日本乳癌学会
出版社
金原出版
分野
癌・腫瘍一般

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書籍版 販売期間
2025/06/26~
JANコード
9784307204729
商品コード
9784307204729
発行 2025年6月
判型:B5判 144頁
ISBN 978-4-307-20472-9

臨床編・病理編ともに世界標準に合わせ、アップデート!

臨床編では、早期乳癌の定義を見直したほか、腫瘍の占居部位、臨床所見、臨床T因子、ラジオ波焼灼術を含む乳房術式、リンパ節の切除範囲、再建法、治療法、転帰の記載法について整理した。
病理編では、WHO分類とICCRの分類に可能な限り準拠し、病理学的記載をより詳細かつ体系的に改訂したほか、浸潤性乳管癌の組織型分類の見直しや肉眼型分類の新設、TNM分類の解釈の整理、バイオマーカーの改訂などを行った。

【目 次】
第 1 部 臨床編
 第 1 章 腫瘍の臨床的記載法
   1.腫瘍占居部位
   2.腫瘍の大きさ
   3.腫瘍の性状
   4.臨床所見
   5.臨床病期(Stage)分類
   6.早期乳癌
 第 2 章 治療の記載法
   1.手術
   2.手術以外の治療法
 第 3 章 治療症例数および転帰の記載法
   1.治療症例数
   2.再発
   3.遠隔成績
 第 4 章 臨床的治療効果の判定基準
   1.効果判定の目的
   2.治療前(ベースライン)における腫瘍病変の測定可能性
   3.測定法ごとの詳細
   4.腫瘍縮小効果の判定
   5.最良総合効果
   6.再評価の頻度
   7.確定のための測定/奏効期間
   8.効果や増悪に関する第三者による再判定
   9.最良総合効果に関する結果の報告
 
第 2 部 病理編
 第 1 章 乳腺腫瘍の組織学的分類
   I.上皮性腫瘍
   II.線維上皮性腫瘍
   III.軟部腫瘍
   IV.リンパ腫および造血器腫瘍
   V.転移性腫瘍
   VI.その他
   [WHO 組織型分類と取扱い規約分類との対比表]
 第 2 章 病理標本の取扱いと記載法
   1.切除標本の大きさ
   2.切除標本に対する割の入れ方
   3.組織の固定
   4.肉眼型分類
   5.病理学的病期分類
   6.断端の評価
   7.浸潤形態と間質量
   8.非浸潤癌巣の種類と量
   9.脈管侵襲の有無
   10.浸潤癌の組織学的波及度
   11.病理学的グレード分類
 第 3 章 細胞診および針生検の報告様式
   1.細胞診
   2.針生検
 第 4 章 バイオマーカー検索と判定基準
   1.検体の取扱い
   2.ホルモン受容体(ER、PgR)
   3.HER2
    3-1.HER2陽性/陰性の判定
    3-2.いわゆるHER2低発現の判定
   4.PD-L1
   5.Ki67
   6.腫瘍浸潤リンパ球(TILs)
   付表 表1.乳癌においてゲノム異常が認められる主な遺伝子
      表2.代表的な遺伝性乳癌の主な原因遺伝子
 第 5 章 組織学的治療効果の判定基準
   1.日本乳癌学会の治療効果判定方法
   2.病理学的完全奏効(pCR)
   3.遺残癌による病期分類(ypTNM 分類)
   付.切除検体の病理学的記載事項(チェックリスト)
 
資料 TNM 分類(UICC、第8版、2017)